Story
名門校に赴任してきた栄養学の教師ノヴァクは【意識的な食事/conscious eating】という「少食は健康的であり、社会の束縛から自分を解放することができる」食事法を生徒たちに説く。親たちが気付き始めた頃には時すでに遅く、生徒たちはその教えにのめり込んでいき、「クラブゼロ」と呼ばれる謎のクラブに参加することになる。
栄養学の教師が導くのは、幸福か、破滅か――
“意識的な食事”で体力は向上、環境保護にもなり、
幸福度もアップ!みんなで健康に、
信念をもって生きましょう!
第76回カンヌ国際映画祭コンペティション部門に正式出品され、
『アリス・イン・ワンダーランド』の
ミア・ワシコウスカを主演に迎えた本作。
監督は、ミヒャエル・ハネケに師事し
世界中の観客を魅了し続けている気鋭ジェシカ・ハウスナー。
栄養学の教師が指導する”意識的な食事”とは?
世界を不安にさせるイニシエーション・スリラーが誕生した。
名門校に赴任してきた栄養学の教師ノヴァクは【意識的な食事/conscious eating】という「少食は健康的であり、社会の束縛から自分を解放することができる」食事法を生徒たちに説く。親たちが気付き始めた頃には時すでに遅く、生徒たちはその教えにのめり込んでいき、「クラブゼロ」と呼ばれる謎のクラブに参加することになる。
栄養学の教師が導くのは、幸福か、破滅か――
「Suburban Mayhem(原題)」(06)でデビューを飾り、2009年には『テネシー、わが最愛の地』でインディペンデント・スピリット賞最優秀助演女優賞にノミネート。ティム・バートン監督作『アリス・イン・ワンダーランド』(10)でアリス役を演じ、AFI賞最優秀国際女優賞を受賞、世界的に称賛された。最近ではミア・ハンセン=ラヴ監督作『ベルイマン島にて』(21)、ロバート・コノリー監督作『ブルーバック あの海を見ていた』(22)に出演。
2001年の長編デビュー作『LovelyRita ラブリー・リタ』は第54回カンヌ国際映画祭ある視点部門で国際的な注目を集め、2004年、長編2作目となる『Hotel ホテル』で再び同部門に選出。2009年、『ルルドの泉で』は第66回ヴェネチア国際映画祭のコンペティション部門に選出され、国際批評家連盟賞ほか5部門を受賞した。
『Amour fou(原題)』(14)は第67回カンヌ国際映画祭ある視点部門でプレミア上映された。そして、長編5作目にして英語デビュー作となる『リトル・ジョー』(19)は、第72回カンヌ国際映画祭のコンペティション部門に出品された。
長編映画での作曲は『クラブゼロ』が初めてとなるが、第56回シッチェス・カタロニア国際映画祭音楽賞と第36回ヨーロッパ映画賞作曲賞受賞の二冠に輝いた。