主人公の殺し屋トラヴィスを演じるのは、10代の頃から現在に至るまでハリウッドのメインストリームで活躍を続ける名優イーサン・ホーク。絶賛公開中の『ヴァレリアン』や『しあわせの絵の具 愛を描く人 モード・ルイス』など幅広いジャンルの映画に出演しつつ、近年はアカデミー賞助演男優賞候補となった『6才のボクが、大人になるまで』や、伝説のトランペット奏者チェット・ベイカーを見事に演じ切った『ブルーに生まれついて』など演技派のイメージも定着しつつある彼が、今回は久々の本格アクション映画の単独主演に挑戦。スタント出身の新鋭ブライアン・スムルツ監督の下、憂いを帯びた表情、円熟味を帯びた演技力と、変わらぬスマートさで一匹狼的ヒーロー像を体現しており、SF的設定にも揺るぎない説得力をもたらしている。また、共演に『ブレードランナー』のレプリカント役で強烈な存在感を放ったオランダ出身のベテラン俳優ルトガー・ハウアー、『LOOPER/ルーパー』でのブルース・ウィリスの妻役でハリウッドに進出した中国出身の女優シュイ・チンら各国のスターが集結。『ジョン・ウィック』でアクション映画界に新風を吹き込んだベイジル・イヴァニクらが製作に加わり、ここに新たなアクション映画の金字塔を打ち立てた!

家族を失い、任務中に命を落とした凄腕の暗殺者トラヴィス(イーサン・ホーク)。組織の蘇生実験で息を吹き返したものの、彼らはトラヴィスが手に入れた情報を聞き出すと、すぐに彼を処分しようとする。命からがらその場を脱出したトラヴィスは、自らも捨て駒に過ぎなかったことを悟る。やがて彼は自らが犯した罪と向き合い、組織の更なる陰謀を阻止し、復讐を遂げることを決意する。再び与えられた命の期限はわずか24時間。自らに残された全てを懸けて、トラヴィスはたった一人で組織に全面戦争を仕掛ける。

                                                            

イーサン・ホーク

1970年11月6日、アメリカ・テキサス州オースティン出身。子役時代にリヴァー・フェニックスと共演した『エクスプロラーズ』(85)で映画デビュー。その後、学業に専念するために一時活動を中断するも、『いまを生きる』(89)で復帰、『リアリティ・バイツ』(94)や『ビフォア・サンライズ 恋人までの距離』(95)への出演で人気を博す。俳優としての活動のほか、脚本および監督、舞台演出、小説も手掛けており、『トレーニングデイ』(01)、『6才のボクが、大人になるまで。』(14)でアカデミー賞助演男優賞にノミネートされたほか、自身が脚本を手がけた『ビフォア・サンセット』(04)、『ビフォア・ミッドナイト』(13)ではアカデミー賞脚色賞にノミネートを果たす。その他の出演作に『いまを生きる』(89)、『ガタカ』(97)、『大いなる遺産』(98)、『ヒマラヤ杉に降る雪』(99)、『アサルト13 要塞警察』(05)、『その土曜日、7時58分』(07)、『クロッシング』(09)、『パージ』(13)、『マギーズ・プラン 幸せのあとしまつ』 (15)、『マグニフィセント・セブン』(16)など。

ルトガー・ハウアー

1944年、オランダ・ユトレヒト出身。両親はともに役者で、留守が多かったため乳母に育てられる。アムステルダムの演劇学校で演技を学び、スクリーンデビューは1973年、アカデミー外国映画賞にノミネートされたポール・ヴァーホーヴェン監督作「ルトガー・ハウアー/危険な愛」。シドニー・ポワチエ、マイケル・ケインと共演した『ケープタウン』(74)、シルヴェスター・スタローン主演『ナイト・ホークス』(81)の冷血なテロリスト役で英語圏でも注目を集めた後、リドリー・スコット監督作『ブレードランナー』(82)に抜擢され、世界的な人気を博す。その他の出演作に『ヒッチャー』(85)、『バッフィ/ザ・バンパイア・キラー』(92)、『処刑脱獄』(93)、『ノッキン・オン・ヘブンズ・ドア』(97)、『コンフェッション』(02)、『バットマン ビギンズ』(05)、『シン・シティ』(05)、『ホーボー・ウィズ・ショットガン』(11)『ヴァレリアン 千の惑星の救世主』(17)など。

シュイ・チン

1969年、中国出身。1990年にチェン・カイコー監督作『人生は琴の弦のように』で主演デビュー。その後、ライアン・ジョンソン監督作、世界的な評価を受けたSFアクション『LOOPER/ルーパー』(12)でブルース・ウィリスの妻を演じた。その他の出演作に『異聞 始皇帝謀殺』(96)、『笑傲江湖』(01)、『大清風雲』(05)、『導火線 FLASH POINT』(07)など。

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