1967年7月26日、英国シドナム出身。 1998年のガイ・リッチー監督作品『ロック、ストック＆トゥー・スモーキング・バレルズ』で映画俳優デビュー。ガイ・リッチー監督とはその後も『スナッチ』(2000)、『リボルバー』(2005)、『キャッシュトラック』(2021)、『オペレーション・フォーチュン』(2023)などで組んでいる。 2002年、リュック・ベッソン製作の『トランスポーター』でタイトルロールに抜擢され、一躍アクションスターに。続編2作に主演する一方、『アドレナリン』(2006)とその続編『アドレナリン：ハイ・ボルテージ』(2009)、『バンク・ジョブ』『デス・レース』(共に2008)、『ブリッツ』『SAFE／セイフ』(共に2011)、『ハミングバード』『PARKER／パーカー』(共に2013)、『メカニック』(2011)と続編『メカニック：ワールドミッション』(2016)といった話題作に主演。「エクスペンダブルズ」シリーズや「ワイルド・スピード」シリーズといったヒット作にも参加し、ステイサム演じるリー・クリスマスをフィーチャーした『エクスペンダブルズ ニューブラッド』(2023)では脚本家カート・ウィマーと仕事を共にした。 海洋パニック大作『MEG ザ・モンスター』(2018)とその続編『MEG2 ザ・モンスターズ』(2023)でも主役を務め、巨大ザメと格闘。『オペレーション・フォーチュン』や本作では主演のみならず製作も兼任。デヴィッド・エアー監督とは本作に続き、シルヴェスター・スタローンが脚本を手がけた『Levon's Trade(原題)』で再びタッグを組む。

1992年10月12日、米国ケンタッキー州ユニオン出身。 10歳でTVドラマ「ER 緊急救命室IV」第8話に出演。アニメーション映画『ポーラー・エクスプレス』(2004)ではモーションキャプチャーと声の演技を担当し、『ハウルの動く城』(2004)英語吹替版ではマルクル役を演じた。2005年には『小さな恋のものがたり』と『ザスーラ』に主演。『テラビシアにかける橋』(2007)、『キッズ・オールライト』(2010)といった作品で演技力に磨きをかけ、世界的大ヒット作『ハンガー・ゲーム』(2012)のピータ・メラーク役でブレイク。3本の続編にも出演した。 そのほか『エスコバル 楽園の掟』(2014)、『ディザスター・アーティスト』(2017)、『BURN／バーン』(2019)などの出演作がある。人気ビデオゲームを映画化した『ファイブ・ナイツ・アット・フレディーズ』(2023)では主演を務め、大ヒットを記録。俳優のみならず、ミュージックビデオや短編映画の監督も手がけている。

1948年9月19日、英国ワイト島出身。 演劇俳優としてキャリアをスタートし、数多くの舞台に立つ。1980年『ニジンスキー』で映画デビューを飾り、その後は英国を代表する演技派俳優として国際的に活躍。『ミッション』(1986)、『戦慄の絆』(1988)、『ダメージ』(1992)、『ダイ・ハード3』(1995)、『ロリータ』(1997)など、代表作は数知れない。『運命の逆転』(1990)でアカデミー賞主演男優賞を獲得。アニメ『ライオン・キング』(1994)のスカー役声優としてもおなじみ。DCコミックス原作の『バットマン vs スーパーマン　ジャスティスの誕生』(2016)、『ザ・フラッシュ』(2023)などでは執事アルフレッド役を演じ、好評を博した。 現在もジャンルやタイプにこだわることなく、映画・ドラマ・舞台に幅広く出演している。

1988年9月5日、米国ヴァージニア州ノーフォーク出身。 ブロードウェイ・ミュージカル「ヘアー」「ジキル＆ハイド」「ジャニス」などに出演し、「ハミルトン」ではアンジェリカ・スカイラー役で同作の全国ツアーカンパニーにも参加。2010年代半ばからドラマ・映画にも出演。Netflixシリーズ「アンブレラ・アカデミー」(2019～)のアリソン・ハーグレイブズ役で注目を集めた。 2023年には「ヒール：レスラーズ」シーズン2に出演。映画ではジャーナリスト役でリーアム・ニーソンと共演した『ブラックライト』(2021)、チャニング・テイタムの監督・主演作『Dog(原題)』(2022)などの出演作がある。アニメーション声優としても、レギュラーキャストを務めたApple TV+「セントラル・パーク」のほか、「ロボット・チキン」「ファミリー・ガイ」などにゲスト参加している。

1968年1月18日、米国イリノイ州シャンペーン出身。海軍での勤務経験を活かして『U-571』(2005)の脚本執筆に参加。思春期を過ごしたL.A.サウスセントラルでの強烈な生活体験に加え、圧倒的なリサーチ力を発揮した『トレーニング デイ』(2001)の脚本で業界中の注目を集める。 『ワイルド・スピード』(2001)『ダーク・スティール』(2002)『S.W.A.T.』(2003)などで脚本家として名声を高めたのち、『バッドタイム』(2005)で監督デビュー。主な監督作は、『フェイク シティ ある男のルール』(2008)、『エンド・オブ・ウォッチ』(2012)、『フューリー』(2014)、『サボタージュ』(2014)、『スーサイド・スクワッド』(2016)など。 本作ではアクションスターのジェイソン・ステイサムと初タッグを組み、カート・ウィマーの脚本を得て、カタルシスを呼ぶ荒唐無稽さと硬質なリアリティを融合。互いに新境地を切り開いたジェイソン・ステイサムとは、次回作『Levon's Trade(原題)』でも再び共闘する。

1964年3月9日、米ハワイ州ホノルル出身。 1990年代から脚本家として活動し、『バーバリアン刑事(デカ)』(1992)、『トーマス・クラウン・アフェアー』(1999)、『リクルート』(2003)、『完全なる報復』(2009)、『ソルト』(2010)、『トータル・リコール』(2012)など、数多くの作品でシナリオを執筆。『フェイク シティ ある男のルール』(2008)のデヴィッド・エアー監督、『エクスペンダブルズ ニューブラッド』(2023)主演のジェイソン・ステイサムとは本作で再び仕事を共にした。 『ラストリベンジ／怒りの追撃』(1995)で監督デビューし、初の劇場長編となったディストピアSFアクション『リベリオン』(2002)はカルト的人気を誇るヒット作となる。そのほかの監督作に、『ウルトラヴァイオレット』(2006)、『スティーヴン・キング エイジ・オブ・パンデミック』(2020)がある。