TRAILER

監督は名作ホラーゲームを映画化した『サイレントヒル:リベレーション3D』で脚光を浴び、更には人気TVシリーズ「死霊のはらわた リターンズ」の監督としても高い評価を獲得したM・J・バセット。彼女の下に、『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』のVFX担当や『マッドマックス 怒りのデス・ロード』のスタントマンら超一流のスタッフが集結し、アフリカの大地で繰り広げられる極限の脱出劇を圧倒的なクオリティで映像化した。主演は、大ヒットドラマ「シカゴ・ジャスティス」などで人気を博すフィリップ・ウィンチェスター。監督が親友でもある彼に主演を懇願したという本作では、時に家族と衝突しながらも彼らを守る為に危機に立ち向かう父親役を務め、味わい深い演技を披露している。さらに、『X-MEN』シリーズでミスティーク役を演じたレベッカ・ローミンや『スタンド・バイ・ミー』のジェリー・オコンネルら実力派俳優が脇を固める。才能豊かなスタッフと豪華キャストが織り成す比類なきサバイバル・エンターテイメントがここに誕生した!

休暇でケニアを訪れたジャックとその家族。サファリツアーで一家団欒のはずが、密かに会社から休職を言い渡されていたジャックはツアー代金を払う事が出来ずにいた。追い詰められたジャックは苦肉の策で廃車寸前のバンを借り、護衛もつけずにサバンナを探検することにする。スタッフの注意や標識を次々に無視してサバンナの奥地へ突き進んでいく一家。しかし、身勝手なジャックたちに罰を与えるかのように、突如として巨大なサイが襲いかかり車両は破壊されてしまう。大怪我を負い、一刻も早く脱出しようとする一家だが、彼らが孤立したサバンナは血に飢えた猛獣たちが巣食うだけではなく、人間狩りも厭わない密猟者たちが立ち入る危険地帯であった…。

CAST

フィリップ・ウィンチェスター

ジャック役

1981年3月24日生まれ、アメリカ合衆国のモンタナ州出身。1998年、高校生の時に地元で撮影されたスティーブン・セガール主演作『沈黙の陰謀』で映画デビュー。高校卒業後にロンドンの王立演劇学校で演技を学んだ後、本格的に俳優生活をスタートさせた。『サンダーバード』(04)や『フライボーイズ』(06)などの映画作品に出演して好評価を得つつ、人気シリーズ「CSI:マイアミ4」(05~06)でTVドラマデビューを果たす。その後、世界的冒険小説を原作とした「クルーソー」(08)で主役を務めたことでキャリアが軌道に乗り始め、2017年には米NBCの「シカゴ・ファイア」(12)をはじめとする大ヒットTVドラマ「シカゴ」シリーズの第4弾「シカゴ・ジャスティス」の主演に抜擢されたことでその人気を不動のものにした。その他の主な出演作品は『リーサルドーズ』(03)、「ストライクバック:極秘ミッション」(11)、『ローグ』(20)など。

レベッカ・ローミン

ローレン役

1972年11月6日、アメリカ合衆国のカリフォルニア州出身。カリフォルニア大学在学中にモデルとしてデビューし、フランス『ELLE』誌の表紙を飾ってそのキャリアを鮮烈にスタートさせた。MTVのファッション番組でホストを務めたほか、名作シットコム「フレンズ」へゲスト出演するなどして映像の世界でも経験を積んだ後、スーパーヒーロー映画『X-MEN』(00)でミスティーク役に抜擢され大ブレーク。2002年には名匠ブライアン・デ・パルマ監督の『ファム・ファタール』で妖艶な悪女を好演し世界中の映画ファンを魅了、トップ女優としての地位を確立した。その他の主な出演作品は『オースティン・パワーズ:デラックス』(99)、『ローラーボール』(01)、『アダム -神の使い 悪魔の子-』(04)、『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』(11)、『サタニックパニック』(19)など。

ジェリー・オコンネル

ミッチ役

1974年2月17日、アメリカ合衆国のニューヨーク州出身。幼少期から俳優として活動しており、11歳の時には『スタンド・バイ・ミー』(86)でリバー・フェニックスらと共にメインキャストを演じ、若くして映画ファンからの人気を獲得した。1991年~1994年にかけてニューヨーク大学で本格的に映画を学んでおり、名優フォレスト・ウィテカーが監督を務めたことで話題を呼んだ『ホワイト・プリンセス』(04)では脚本家に名を連ねるなど、マルチな才能を発揮して活躍中。私生活では2007年にレベッカ・ローミンと結婚。本作では夫婦そろっての出演となった。その他の出演作として、『スクリーム2』(97)、『ミッション・トゥ・マーズ』(00)、『カンガルー・ジャック』(03)、『ピラニア3D』(10)、『最終絶叫計画5』(13)、『ザ・シークレット:希望を信じて』(20)など。

マイケル・ジョンストン

ノア役

1996年2月22日、アメリカ合衆国のノースカロライナ州出身。2011年にMTVのヒットシリーズ「ティーン・ウルフ」でレギュラーキャストに抜擢されお茶の間の人気を獲得した。幼い頃の夢ということもあって声優の仕事に精力的に取り組んでおり、日本発の大人気TVゲーム『キングダムハーツ』シリーズのエフェメラ役や「鬼滅の刃 遊郭編」(21~22)の正一役で英語音声を担当するなどして活躍中。その他の出演作として、「オークワード ~不器用ジェナのはみだし青春日記~」(11)、「ピュア・ジーニアス ハイテク医療の革命児」(16~17)、『アカデミー・オブ・マジック オーラと魔法学校の秘密』(19)など。

イザベル・バセット

ゾーイ役

M・J・バセット監督の実娘。監督の過去作『ローグ』(20)に引き続き本作の共同脚本も務める。

STAFF

M・J・バセット|監督

イギリス・シュロップシャー州出身。自然豊かな環境で育ったため幼少期から自然に対して強い関心があり、10代の頃には既に野生動物の写真家・ドキュメンタリー制作者としてのキャリアをスタートさせていた。2002年、世界大戦の塹壕を舞台に本格ホラーを展開した異色作『デス・フロント』(02)で長編映画デビューを果たす。同作はジャンル映画の権威ともされるシッチェス・カタロニア国際映画祭で最優秀作品賞にノミネートされ、惜しくも受賞は逃したもののホラー・ファンと批評家の双方から大きな賞賛を浴びた。伝説的ホラー映画の正統続編「死霊のはらわた リターンズ」(15)では、巨匠サム・ライミが監督した第1話に続く重要な第2~3話の監督という大役をこなし、シリーズを成功に導いた立役者として、業界内での厚い信頼を得ている。その他の監督作品として、『処刑島』(06)、『ソロモン・ケーン』(09)、「ストライクバック2:極秘ミッション」(12)、『インサイド・マン2』(19)、『ローグ』(20)など。