TRAILER

本作の主演を務めたのは、世界中で大ヒットを記録した『トランスフォーマー』シリーズへの出演で日本でも絶大な知名度と人気を誇るミーガン・フォックス。共演には『バイオハザード:ザ・ファイナル』のオーエン・マッケンや『アベンジャーズ/エンドゲーム』のカラン・マルヴェイ、『ボヘミアン・ラプソディ』のジャック・ロス等、いずれも実力派俳優が脇を固める。新星S・K・デール監督の長編デビュー作ながら、米映画レビューサイトRotten Tomatoesで89%フレッシュ(2021/12/2現在)と高評価を得るなど、批評家たちが高いクオリティに太鼓判を捺す本作。手錠で繋がった夫の死体と忍び寄る謎の男達、湖畔の家に隠された秘密…。多くの謎と予測不可能な展開の先に待ち受ける衝撃の真実とは!?『ソウ』シリーズや『パニック・ルーム』ら連綿と続くシチュエーション映画の系譜に連なる新たな傑作スリラーがここに誕生した。

仮面夫婦のエマとマークが迎えた結婚記念日。マークは人里離れた湖畔の家で二人きりのバカンスを用意し、そこで「結婚生活をやり直したい」とエマに想いを伝える。思いがけない夫の態度に、二人の関係の修復を期待して夢心地で体を重ねるエマ。ところが、翌朝目を覚ますとエマはマークと手錠で繋がれており、マークは意味深な言葉を残して拳銃で自分の頭を打ち抜いてしまう。エマは夫の死体を引きずりながら湖畔からの脱出を試みるが、車のガソリンは抜かれ、電話は故障しており、自身が外界と断絶されている事実に絶望する。そんな彼女へ追い打ちをかけるかのように怪しげな男達が現れエマに襲い掛かる。果たして誰が何のためにこの恐ろしい状況を作り出したのか?そしてエマはこの悪夢から抜け出す事ができるのだろうか?

CAST

ミーガン・フォックス

エマ役

1986年5月16日生まれ、アメリカ合衆国のテネシー州出身。2007年に世界的大ヒットシリーズ1作目の『トランスフォーマー』に出演、その圧倒的な存在感によって“新たなアンジェリーナ・ジョリー”とも評され、一躍スターダムを駆け上る。2009年には同作の続編『トランスフォーマー/リベンジ』への続投やMTVムービー・アワードにもノミネートされたカルト作『ジェニファーズ・ボディ』の主演によって批評家たちから大きな賞賛を浴びた。その後も、大人気シリーズ『ミュータント・タートルズ』(14)&『ミュータント・ニンジャ・タートルズ:影<シャドウズ>』(16)などのハリウッド大作へコンスタントに出演するほか、『長沙里9.15』(19)で国際的な人気と評価の高まる韓国映画への進出を果たす等して幅広く活躍中。その他の主な出演作品は『彼女は夢見るドラマ・クイーン』(04)、『セレブ・ウォーズ~ニューヨークの恋に勝つルール~』(08)、『パッション・プレイ』(10)、『ジョナ・ヘックス』(10)、『ディクテーター 身元不明でニューヨーク』(12)、『ローグ』(20)など。

オーエン・マッケン

マーク役

1983年2月21日、アイルランド・ダブリン出身。大学在学中にモデル活動をはじめ、現在までに「アバクロンビー&フィッチ」や「ラルフ・ローレン」「カルバン・クライン」等、一流ブランドのモデルを務めた経歴を持つ。2014年にはTVドラマ「ナイトシフト 真夜中の救命医」で患者を救う為なら手段を選ばない医師を好演し多くのドラマファンを魅了、同作は2017年まで4シリーズに渡って続く超人気シリーズとなった。2016年には大ヒット・シリーズの完結編となるSFアクション大作『バイオハザード:ザ・ファイナル』に出演し、ドラマのみならず幅広い映画ファンを虜にする。監督・脚本家としても活動しており、2020年には名優アニャ・テイラー=ジョイを迎えてロブ・ドイル原作の青春小説「Here Are the Young Men」(日本未公開)を映画化する等、マルチな才能を発揮。その他の主な出演作は『アイランド』(10)、『JUKAI-樹海-』(16)、『ハッピーウェディング 幸せの法則』(17)、『クロース:孤独のボディーガード』(19)など。

カラン・マルヴェイ

ボビー役

1975年2月23日、ニュージーランド生まれ。オーストラリアの大人気TVドラマシリーズ「ハートブレイク・ハイ」(94~99)のシーズン5~7への出演で人気を博す。2012年にはオスカー受賞作品『ゼロ・ダーク・サーティ』にてアメリカ映画デビューを果たし国際的な知名度を確立。その後も『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』(14)や『300 <スリーハンドレッド> ~帝国の進撃~』(14)、『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』、『アベンジャーズ/エンドゲーム』(19)等のハリウッド大作で様々な役柄を演じ多くの観客に鮮烈な印象を残し続けている。その他の出演作として、『殺し屋チャーリーと6人の悪党』(14)、『スカイライン-奪還-』(17)、『ポリス・ストーリー/REBORN』(17)、『レジェンド・ハンター ~ハリウッドの秘宝~』(18)、『アンチ・ライフ』(20)など。

ジャック・ロス

ジミー役

1984年9月1日、イギリス・ハマースミス出身。『パルプ・フィクション』等で知られる俳優ティム・ロスの長男。『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』(16)などへの出演で着実にキャリアを積み重ね、2018年にはアカデミー賞で最多4冠を達成した名作『ボヘミアン・ラプソディ』で、クイーンの前身バンド“スマイル”の中心メンバーであるティム・スタッフェル役を熱演した最注目若手俳優の1人。その他の主な出演作は「BEDLAM -ベッドラム- (シーズン2)」(12)、『ブリムストーン』(16)など。

STAFF

S・K・デール|監督・脚本

オーストラリア・メルボルン出身。2018年に制作した短編映画「THE COATMAKER(原題)」(18)が、受賞者にはハリウッドの映画関係者とのコネクションが与えられるミニ・コンペティションの「Hollywood Just4Shorts」でベスト・ホラー賞を獲得し、業界内で脚光を浴びた。ミレニアム・メディア社で本作の監督を探していたところ、脚本を読んだデール氏は瞬く間にその内容の虜になり、即座に本作の監督へ立候補した。同社の担当者は、プレゼンの際にデール氏が準備したメモも見ることなく明確なアイデアを持って1シーン1シーンを熱烈に説明していく姿を見て、「脚本を読んだだけでは分からなかった映画のイメージが湧いた。この人こそがこの仕事に相応しい。」と直感しデール氏にオファーすることを決めたという。長編デビュー作となる本作は業界各紙の批評家から絶賛されており、今後の動向から目が離せない新進気鋭の監督として注目されることとなった。